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ダンサー人形

2014.02.01 21:16|人形制作日誌
今作っている人形、
「ダンサー人形」と呼んでいます。
(正式なタイトルではない呼び名が、なんとなくいつも有ります)

球体関節人形って、展示する時は、寄りかかる様に座らせるか、
横たわらせるか、或いはスタンドで立たせる…とか、大体そんなですよね。

それはそれで可愛いのですが、ちょっと違った感じに展示出来ないかな〜と思い、
頭の中に浮かんだのが、バレエダンサーみたいなポーズでした。

元々バレエが好きで、時々観に行っています。

肉体を限界まで使って表現するダンサーたちは、
人間であって人間でない存在のように、見えます。

球体関節人形の関節の可動域は、とても限定されていて、
そんなダンサーたちの魅力を表現するには、適していないように思えます。

でも一度浮かんだイメージは、なかなか消えようとしなかったので、
あまり深く考えないで(私の悪いクセ)とりあえず作り始めることにしました。

そして、どうにか、カタチになるところまで来ました。


バラバラな状態の球体関節人形って、何故かすごく魅力的。
今から組んでみます。

P1270749.jpg
全長121㎝。
頭部がわりに小さいので、作っている時はさほど大きく感じなかったのですが、
組んでみると意外と大きいです。

P1270753.jpg
一番心配していた腕のラインも、柔らかく繋がりました。

P1270754.jpg
股関節の自由度も、まあまあ確保出来ました。

P1270755.jpg
肩関節の形状を工夫して、腕が上がるようにしました。

そんなに可動域に拘るのなら、二重関節にしたら?
いや、いっそのこと球体関節なんて取っ払って、ポーズ人形にしたら?

…という考えも有りますよね。

自分でも、どうしてそうしないのかな〜?って(笑)

上手く言葉で説明出来ませんが、そうしないのが美しいと思ったから、
そうしなかったんだと思います。

二重関節にして色々なポーズをとらせる楽しさや、
一瞬の美しさを切り取ったポーズ人形の潔さ、

…ではない美しさ。

塗装もまだこれからですし、細部の仕上げも、決めかねていますが、
(何より展示するポーズが未定)
自分が美しいと感じる気持ちを信じて、仕上げていこうと思います。

コメント

球体関節人形は「静」の世界なので、この様な表現は新鮮です。自分の鬱憤の捌け口に見える作品が、苦手な私からするとこのバレエダンサーが清らかで、美しくうつります(^ ^)何処にも無い、オリジナリティに溢れた作品です。これからどう仕上がるのか楽しみです!

Re: タイトルなし

mimosaさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

そんなオリジナリティとか大げさなことじゃなくて、
ただ自分の好きなポーズにしてみたいな、って思っただけです(笑)

球体関節人形の、閉じ込められた不自由な感じも好きです。
作る速度が遅いから限界は有るけれど、色々試してみたい。

楽しみにしていて下さいね。

素敵です…

いつもながら、素敵な造形でうっとり拝見しました。腕の上がり方なんてほんとにすごい!!
バレエの球体人形は私には鬼門です、筋肉の動きや流れをきちんと見せたいけど無理かなって(苦笑)さすが~と思います。二重関節は、一箇所で曲がる人間に対して、二つ曲がる箇所があるというのがいけないのでしょうか…自分でもよくわかりませんが私も何か違~う!と思っています。

展示のときのポージングに関して、既にご存知かもしれませんが、前後に開脚するにしても、太ももから外側に向けると綺麗だと思います。私はミュージカルなどもやっていましたが、バレエのレッスンでは太ももから外に開くことをまず教わりました。日本舞踊は骨盤を下にして踊りますが、西洋の踊りは乗馬したときのようにおしりをぎゅっと締めて骨盤は上に引き上げます。重心は自然と上にきて美しく見えます。これが農耕民族と乗馬民族の体型の違いになったのだとミュージカルの先生がおっしゃっていて衝撃を受けたんですよね…(笑)
膝のおさらは外向き!というところだけちょっと気になったのでコメントさせていただきました。余計なお世話だったらごめんなさい。出来上がりも楽しみにしております♪
ではでは…。

Re: 素敵です…

更紗さん

こんにちは!
コメントありがとうございます。

ご自分で人形を作っていて、しかもダンスについても造詣が深い。
…なかなか手強い相手です(冗談です)

ポーズに関しては凄く迷っています。
ご指摘のとおり、バレエのポーズだったら股関節から広げるべきですが、
(写真のポーズは、まるで走ってるみたいですよね)
人形には動的なポーズよりも、静的なポーズが似合うような気もします。
展示するギャラリーの天井の強度の問題なども有り、
最後迄どうなるか分かりません…

「踊りの型」に拘るより、その精神…
みたいなものが伝わる展示に出来たらな〜と考えています。

どうなることやら(笑)

でもでも、やっぱりバレエのきゅーっと上に引き上がる感じは、
拘りたいところですね!
あの重力を感じさせない見せ方には、凄く惹かれます。

まだまだ詰めていかなくてはいけないことがいっぱいですが、
またアドヴァイス頂けたら嬉しいです。
更紗さんのコメントを読んで「おしりを締めなきゃ!」と、
思いました(なんのこっちゃ)
頑張ります〜

個展楽しみです

 ご無沙汰しています。

 ご自身、初個展の開催に向けて阿修羅かカーリーか千手観音のごとく粘土ベラや画筆や電気コテを駆使して製作に邁進されていることと思います。
 
 新進気鋭の造形作家の初個展ですから、小さく纏めずに、多少の不足は当たり前、勇気を持って大暴れされることを希望します。 

 個展んのための作品に関する現時点の個人的感想は、新作ポーズ人形の群像(?)がピカソにおける『ゲルニカ』のような、震災の被災者のための鎮魂歌(祈り)なのかなという思いを(ツイッターの画像を拝見して)もちました。

 

 

  

 

 



Re: 個展楽しみです

タカノさま

こんにちは!
コメントありがとうございます。

本当にお久しぶりですね。
Twitterの方、見ていて下さったのですね。嬉しいです!

初めての個展で、右も左も分からずにオロオロしています。
今はただ不安でいっぱいですが、どうなることでしょう…
作品の一つ一つを見るというよりは、
空間全体を楽しんで頂けたらなーという感じです。
あーでもやっぱり、作品が主ですよね!(汗)

頑張らなくては。

頑張ります。
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プロフィール

ホシノ リコ

Author:ホシノ リコ
2008年より人形制作開始
2011.11 目黒ジェオグラフィカ
「ピグマリオン人形展」
2012.2 銀座ギャラリー悠玄
「夢と眼差しのあわいに展」
2012.5 パラボリカ・ビス
「夜想+ピグマリオン展」
2012.10「ドールアート展inうつくしま」
大賞受賞
2013.2「ワンダーフェスティバル・冬」
2013.2 アモーレ銀座ギャラリー
「アモーレ人形館」
2013.7 スパンアートギャラリー
「5つの小さな星」

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